トーチとノート 虎の巻

光源と情報 熱量と文章+α(雑記とか)

無題

それは甘く、救いのようでした

雨音が落ちる曇り空のち、僕らの部屋に蔓延る憂鬱よ

さっきから相変わらず土砂降り

昼の安定しない空模様は僕の精神のようだった

今は完全に塞がってしまった

塗りたくられた灰色の雲
あまりにも重たくみえる

雨音は鳴り止むことなく、部屋に響く
部屋のなかは湿気で満ちてる


そんな今の状況解説している僕の話


甘く、救いのようなそれの話

それは、地下室に鍵をかけるみたいなものだ

一度かけたら二度と解錠されることのない鍵を



見上げた星空、滲む視界

かける首

現実感はないさ、それは現実とはあまりに乖離してる

そんなこんなで日々は過ぎたか
夏は暮れて、何もない

つまんねえよ

会いたいし話がしたい、誰でもいいから寂しい
寂しさや退屈が静かに僕の息の根を止めようとしてきやがったからさ

ここにいるんだよ

逃げてきたんだよ

ここに来たんだよ

僕はたたかう

明日も明後日も


そんな話は別にいいのさ

夏と空と水の話

遮蔽光線、揺らぐ水の色、飲むものの味

明暗コントラスト、輪郭を起こして

緑は深く、空は高くそんな季節

ポカリと夏服、自転車と坂道

どこまでも透き通る季節
いつまでも日は沈まないようにさ、頭上から照り付けてくる

秋葉は落ちる、冬に備える
めっきり寒く成り行く季節

服は重なり、厚着をして行く

乾いた季節へ、夜の支配する季節へ
色彩は掠れて、ぼけた風景のなかにいる

僕ら、もう終いさ、憂いと共に霧散して


そんな話をした


これは何かのストーリー

なにもかもぼんやりとしたこの世界で
透明な僕と、

不鮮明なフィルターがこびりついてんだよ

現実感ないなぁ、ぽけーとしてさ
猫じゃらしみたいなタイム

昨日のことは覚えないからさ
なんでもいい、だるく日々を生こう

怠惰に怠惰を重ねて塗って、カチコチに凝固した僕の悪習慣

変革するべし

まぁ、大丈夫だよ、人に言われたこととかさ、やらんといかんことのなんか一個/一回でもさいいからさ、書いて残して忘れんようにして、覚えてて、ちゃんとちゃんと、やりきれば、きっと全部大丈夫だよ

明日晴れる

続いてく!