トーチとノート 虎の巻

光源と情報 熱量と文章+α(雑記とか)

無題

えてしてそれは見えないものだから

生まれたときから苛まれてるような、
この世界のとげとげ

そんなもの

見えない敵に脅えるように
私はそれにとても底無しの不安を覚えるから


透明な暴力
それは殴打のよう、しかし誰もその痕をみとめることはない
なぜならそれは透明だから
それに飲み込まれるにつけ、そこに自分の居場所を見いだすんだ

底無しの不安や、そこはかとないかなしみのことだね

代償行為として微笑む

かなしみを享受することで、強い苦しみから逃れることだよ

透明な暴力、かなしみさえも、今の僕にとっては救いだ